トレチノイン使用時のプロトコール

トレチノインは、しわやニキビの治療医薬品として知られており、日本においては認可はされていないものの米国においては皮膚の若返り薬として広く使用されています。トレチノインは使用方法として、基本的には患者自らが軟膏を塗布することによって行う医薬品となっており、使用する場合には製品に関して、よく理解をしてから治療を行なうことが大切なことになります。
トレチノインではプロトコールを定めており、利用する上においても誰もがスムースに行えるようになっています。因みにプロトコールとは医療用語の1つで、治験や治療において予め定められた試験や計画等のことをいいます。
トレチノインでの基本的なプロトコールは、まず、洗顔後にビタミンCローションを顔全体に塗りますが、この場合には普段使用しているノンオイルやノンアルコールなどの低刺激の製品は併用しても構わないことになっています。次に、黄色いトレチノインゲルを薄く塗り、2~5分ほど乾燥させます。この場合、医師からの指示がある場合にはそれに従うように行い、必要に応じて保湿液を使用するようにします。次に半透明色のハイドロキノン乳酸軟膏を塗りますが、ここでの軟膏ははみ出しても構わず、必ず朝、夜の2回使うことを忘れないようにします。朝は、日焼け止めクリームかUVカット入りの化粧下地、クリームを塗り、最後にUVカット入りのパウダーファンデーションを使うようにします。これらの内容は、治療開始時の使い方となっているために、その後は進行に合わせて医師からの指示に従い進める必要があります。
プロトコールではしみの種類によっても塗り方を定めており、その内容としては、老人性色素斑、炎症性色素沈着、そばかすと肝斑
とに分けられています。ここでは使用回数等による違いが記載されており、自分の症状に合う方法で治療を行なう必要があります。